2009年11月15日日曜日

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惜しいねぇ・・・この話。
取っ掛かりはイイ線いってたのに、4話以降は別ものに変えられてしまっています。
「狼と香辛料」というタイトルも後で付けられたんじゃないでしょうか?

見れば解かると思うけど、初めの「ホロ」は物凄く誇り高く、いろんな場面で賢狼らしい助言の数々があるんですよねぇ。
だけど、後になるほどどんどんバカな小娘に見えてくるのはどうしてでしょう?
おまけに自分の自慢ばかりして、助言らしい助言を言わなくなっていくし・・・(賢狼にしては愚痴が多い)

そして「ロレンス」も初めは単なる凡人で商人らしからぬ優しさを持っているようでしたが、後になると詐欺師まがいの交渉をしたりどこかのプレイボーイみたいに女との駆引きめいた会話が鼻につくようになっていきますねぇ。
最後は金の密輸なんて悪事に手を付けてしまうし・・・。

うーん・・・だから私には後半のこの2人が「D.Gray-man」に出てくる諸悪の根源の兄妹に見えるんですね。
つまり本来設定された人物とこの兄妹が摩り替わっているんだと思う。

たぶん初め「ロレンス」は苦労人の普通の人間で、彼を守護する霊体として「ホロ」がいたはずです。
「ホロ」が裸だったのは、霊体だからだと思うんですね。
それが後半「ホロ」は服を何度も着替えている。
霊体が服を着るというのは、霊が入った人間を意味します。
つまりもうその時点で、守護霊ではなくなっているんですよ。

さて、この話には教会だの商会だのいろんな団体の抗争が起こる話が入っています。
ということは、各団体の素性に詳しいものが話を作り上げていると言えるんじゃないでしょうか?
そんなのアニメ使ってバラしていいのか?(ーー;)
前半に価値の下がる金貨売買の話なんかは、たぶんこちらから出た僅かな情報を切り刻んで含ませた多量の偽情報をばら撒くという話だと思います。
こういう計画に関係していて実際に交渉していた者が、あちこちに首を突っ込んでは自分たちの都合のいいようにしているような感じです。

最後の「ノーラ」が出てくる場面は、金(価値のある情報)を受け取った人を利用して彼らがそれを元にした儲けで借金をチャラにしようとしていたことになると思います。
見ていてかなり気分が悪くなりました(ーー;)邪気満載だったからね・・・

もしアニメで見るなら3話までにしておいた方が比較的安心して見れると思いますよ。


スッポンポンの「ホロ」やオッサン臭い「ロレンス」は結構いいキャラだと思うんですがねぇ・・・
話が・・・物凄く胡散臭くなってて・・・
もっとキャラに合った話にすればいいのに・・・なんて思いましたよ。
もったいないわぁ~~


あ、今日はお出掛けしてるんだっけ?
帰ってきたら、お絵描き見てね(^_-)☆

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