2009年11月15日日曜日

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というわけで、「エア・ギア」です。
確かにね・・・面白いんですよ。
前回に勝る内容が隠されています。
例えば「イッキ」は「逸気」のことで、「カズマ」は存在感が薄いから隠れていることで、「おにぎり」は転じて「おむすび(お結び)」で繋がりを意味してるんです。
つまり、登場人物が人ではなく、あるものの性質を表しているようなんですね。
そして「シムカ」という女性が出てきますが、これも人のことじゃないみたいです。
さて、何のことなんでしょうか?
ヒントは・・・初めに彼女が登場した時にお尻にチームのエンブレムステッカーを「イッキ」に上貼りされてましたね。
ステッカーを貼られるというのはどういうことか考えたら分かると思います。
答えは「エンブレムステッカーの上貼り」が物語の解釈の上書きを意味し、「シムカ」は言葉の入れ替えで「ムカシ(昔)」のことなので、つまり昔の物語(悪霊が透かしを入れる以前に作られた物語)のことなんです。
「イッキ」が追っていたのは、こういう物語のことだったんですね。

それからAからFクラスまでの「パーツウォウの競技」があります。
これも一つ一つ意味があるんです。
ヒントは・・「Eクラス」は「ヴァンパイア騎士」で出てきた「レベルE」と同じです。
つまり、物語の中に悪夢が見えることです。
ということは「Fクラス」はその下のランクなので、物語の奥にある透かしが全く見えない状態だと思われます。
うーん・・・となると、今の私の解釈はたぶん「Aクラス」になるんじゃないかな?
だから・・・難しいと思う。
順に説明すると・・・
「Dクラス」は勝負形式が「キューブ」なので、「キューブ」は細胞の形を指しているので、DNAの情報の透かしが見える状態。
「Cクラス」は勝負形式が「エア」なので、霊気の透かしが見える状態。
「Bクラス」は勝負形式が「ディスク」なので、「円」を表し一つの筋でまとめることができる解釈(しかし奥行きが無い)。
「Aクラス」は勝負形式が「バルーン」なので、「Bクラス」より奥深い意味合いを持つ一つの筋でまとめることができる解釈。
・・・ということになります。
「特Aクラス」は、物語ではなく実際に受ける霊的な攻撃と戦うことだと思います。

この「エア・ギア」という話は、私のように物語の中に別の何かを見つけ、それに魅入られた者の話なんです。
この内容を理解することができたら、物語に含まれる透かしがどんな構造になっているかを知ることができると思います。

でも、途中で設定を変えるという罠もあって、11話から17話辺りまでは、別の設定になってるみたいなので注意が必要です。
たぶんこの部分は、あちらがこちらを演じているような感じだと思います。

ちょっとドキッとしたのが「ウメちゃん」が作っている不気味な人形・・・。
初めの方でちょうど100体目ができる記念的シーンがありました。
あれって・・・まさか・・・お絵描きのことか?(-_-;)
確かにそう表現されても仕方ないかもしれんが・・・

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